最近、タッチタイピングの練習をしています。

と言っても、これまでだってキーボードを見ずに打鍵していたのです。なので、滅多に使わないキー以外のキー配列はだいたい頭に入っていると思います。

問題は、運指です。指の使い方。

正しいタッチタイピングでは、どのキーをどの指で打つかが決まっています。基本的にホームポジションに指を置きます。そこから打鍵したいキーに割り振られた指だけを動して打鍵し、すぐに元の位置に戻すのが正しい打ち方です。

でも、僕は、指の使い方がメチャクチャだったんですね。薬指と小指をほとんど使わずに、手首を支点に手を動かしながら、人差し指と中指が広範囲のキーを叩いてました。野球で言えば、三塁手がセカンドゴロをさばくような感じです。いわゆるひとつの、うーん、どうでしょう。

負の連鎖

タッチタイピングはよく、箸の持ち方、使い方にたとえられます。

最初におかしな癖が身についてしまうと、矯正するのが難しいんですね。その例に漏れず、僕も苦戦しています。どうしても、三塁手が言うことを聞きません。

たとえば、何か文章を書いているときには、練習が難しいんです。

どうしても言葉が出てくるスピードの方が速いですから、練習中のおぼつかない打鍵ではとても追いつけません。結果、言葉が渋滞を起こしてしまい、どこまで打ったのか、何を言わんとしていたのか、ワケが分からなくなります。

そういう事態を回避するため、文章を書くときには、それまでのメチャクチャタイピングをすることになり、タッチタイピングの習得は遅れていくわけです。

なので、「あ・い・う・え・お」を10回、「か・き・く・け・こ」を10回とか、無意味な文字列をひたすら打ち込むことを強いられるのですが、これはこれで、つまらなさすぎてしんどい……。

タッチタイピングが身につかない人の多くがハマるであろう負の連鎖です。

もってこいの作業

そんな中、古い音楽ファイルのタグ情報の書き換えを始めたんです。

最初は普通に作業をしていたのですが、ふと、これはタッチタイピングの練習にもってこいだと気付きました。出てくる言葉を追いかけるわけでも、無意味な文字列を打ち込むわけでもない。

その結果、だいぶ効果が現れるようになりました。まだスピードには物足りなさを感じるものの、指の使い分けができるようになったのです。はぁ、よかったと、そのときは安心しました。

違うキーボード

ところが、あるとき、MacBook Airで作業をしたときのこと。

練習していたキーボードとの微妙な違いのせいで、正しいタッチタイピングではまったく打てなかったんですね。仕方がないので、かつてのメチャクチャタイピングを解禁したわけです。

おかげで、練習していたキーボードでも正しいタイピングができなくなってしまいました。これもおそらく、タッチタイピングが身につかない人あるあるではないでしょうか。キーボードが変わると台無しになるという。フォームを固めるというのは、実に難しいですね。

まとめ

そんなわけで、タッチタイピングに苦戦しているという話でした。

キーボードを叩くようになって、20年以上が経ってますから、長きにわたって身についた悪癖を振り払うのは容易ではないと思い知らされました。何事も、最初が肝心ですね。

最近は、迫る40歳を意識するようになりました。

いい加減に分別をつけなければと、突貫工事の真っ只中です。タッチタイピングもその一環。似たようなところでは、姿勢の矯正にも精を出しています。なかなか結果がついてきませんけど。

あと、変わったところでは、箸を左手でも使えるようにしたいんですよね。

右手を怪我したとして、慣れない左手でおかしな箸の使い方をしているオッサンって嫌じゃないですか。右手が使えなくとも、スマートに左手で箸を使いたい。

という、最近更新してないやと絞り出したどうでもいい話でした。